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SYD第二空港に数十億ドル都市を

【シドニー28日AAP】   2026年後半までに開港を目指すシドニー第二空港周辺に、“数十億ドルの都市”をつくる目的で、連邦・NSW州・地方自治の3政府は200憶ドル近く拠出する計画だ。

ターンブル連邦首相は28日、「空港周辺は数千の雇用を創出し、100万人以上が住むことになる」と国内外のビジネスリーダーらに向かって話した。新空港は2063年までに、英国・ロンドンのヒースロー空港の現旅客数を上回ると予想される。

人口増に備え、シドニー西部セントメリーズとバジェリース・クリークを空港経由で結ぶ南北の鉄道路線も、開港前に建設予定だ。

ベレジクリアンNSW州首相は、「コストコやアマゾンが倉庫建設を決めるなど、国内外の投資家が興味を示している。オーストラリアの生産首都になれば」と話した。米国の軍事輸送企業ノースロップ・グラマンも、空港都市内の防衛・航空宇宙地区に5,000万ドルを投じると表明している。

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