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豪人海外旅行者数が急増

【ゴールドコースト29日AAP】   29日に発表されたオーストラリア連邦統計局(ABS)の報告によると、海外旅行に出かけるオーストラリア人の数がこの20年で大幅に増加していることが分かった。ABSはその要因として、オーストラリア・ドル高の影響で旅費や宿泊費が安くなったことや、航空会社の価格競争により飛行機代がより手ごろになっていること、またインターネットにより情報収集や旅の予約が容易になったことなどを挙げた。

この報告によると、今年6月までの12カ月間で海外旅行に出かけたオーストラリア人の数は680万人。20年前の同時期は210万人だった。これは、2009/10年度に国民100人当たりに対して31回の海外旅行という計算となる。また、海外旅行の目的として82%は休暇、対して17%が商用だった。

目的地でみると、アジア太平洋地域の国々が全体の53%で、290万人が東南アジア・オセアニア地方へと旅立った。一番人気の訪問国はニュージーランドで、110万人のオーストラリア人が訪問。次いでインドネシア(バリを含む)で、この10年間で米国から逆転した。

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