【メルボルン2日AAP】 2日に行われたAFLグランドファイナルで、コリンウッド・マグパイズがセントキルダ・セインツを破り、20年ぶりの優勝を果たした。
9万3853人の観客が見守るなか、試合は7.10(52)対16.12(108)でマグパイツの圧勝に終わった。キャプテンのマクスウェル選手は「ここ1週間のテーマは、それぞれの選手が役割を知り、役割を果たすことだった。先週の試合では、数人の選手が多くのことをやり過ぎた」と喜びの表情で語った。
マグパイズは長年の迷走ぶりから「コリウォブルズ」という不名誉なニックネームまで付けられていたが、今シーズンの優勝でついに汚名返上となった。マグパイズのマグワイア社長は、ゲーム終盤に勝利が決定的になると、目に涙を浮かべた。モルトハウス監督は試合直後のインタビューで「心から安堵している。正直言って、今はこれ以外の気持ちは感じられない」と語った。
一方、セントキルダ・セインツは1966年に優勝して以来、グランドファイナルでの敗戦はこれで4度目となった。