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ムササビのために60万本を植樹 VIC

【メルボルン29日AAP】  VIC州ギップスランド地区で、フクロムササビの生息環境を改善するため、60万本以上の木が植樹されることが分かった。植樹を行うのは、環境団体グリーニング・オーストラリアで、3年間をかけて127ヘクタールに63万5,000本を植えるという。

 

同プロジェクトの担当者のドリュー・リエパ氏は、「われわれのプロジェクトを通じ、フクロムササビやその子孫に今後、安全に生息できる場所を与えられるのが非常に楽しみ」と話した。同プロジェクトでは、50個の巣箱を仕掛けることも予定している。

 

同プロジェクトは、連邦政府が進める「2,000万本の木プログラム」から資金援助を受けることが決まっており、リエパ氏は「コミュニティや政府、すべての人たちで、フクロムササビが生き残ることを確実にしていく」と述べた。フクロムササビは現在、森林伐採による生息環境の変化で危急種に指定されている。

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