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VIC警察 飲酒運転テスト改ざん発覚

【メルボルン31日AAP】  VIC警察が2012年以降、約25万人のドライバーに対して実施したアルコール検査で改ざん行為を行っていたことが分かり、VIC州政府は交通事故委員会(TAC)を通じた同検査への拠出を凍結する決定を下したことが分かった。

 

VIC州警察のコムリー前本部長は、検査を実施した警察官たちが、息を吹き込むストロー部分を指で覆ったり、自分たちでストローに息を吹き込むなどしたと説明。職業基準委員会のバレット副委員長は、改ざんが単一の事例ではなく広く行われていたとして、「恐ろしく呆れた行為」と批判した。

 

さらにバレット副委員長は、このような改ざん行為が行われた背景として、警察官が職務を生産的に行っているという印象を作り出そうとした可能性を指摘した。現在のところ、改ざんに関与した警察官について個人名などは公表していない。

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