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豪軍へのサイバー攻撃、毎月700件

【シドニー9日AAP】   外国諜報機関からの豪軍に対するサイバー攻撃が急増しており、サイバーセキュリティ局が脅威にさらされている。

豪軍は今年1~8月までに5551件のサイバー攻撃を受けており、1カ月あたり約700件にのぼっている。昨年は1年間に2400件で、1ヶ月あたり200件だったため、攻撃件数は250%増加したことになる。攻撃者の身元は特定できないが、数十カ国が攻撃に関わっていることを示す証拠も掴めているという。豪軍の業務には混乱は及ぼされていないものの、内部情報が盗みだされたかどうかに関しては明かされていない。

豪軍スポークスマンは「インターネットの特性で、悪意のある攻撃者を特定するのは難しい。外国政府の情報機関がインターネットを利用していると考えるのが妥当だ」とした。

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