【キャンベラ1日AAP】 連邦政府のジョン・ハワード前首相は、冷え込んでいる豪中関係について、これを修復するためには、連邦政府が中国政府と今より人間味のある付き合いを大切にする必要があるとの見方を示したことが分かった。
ハワード元首相は1996年、中国の江沢民元主席と会談した際のことを振り返り、豪中関係を正常化するためのターニングポイントとなったとの見方を示した。また、これにより中国がオーストラリアとの関係は常に良好に保っておいたほうがいいと考えるようになったと述べた。
一方、外務省のフレッチャー氏は豪中関係について、関係が凍結しているとは考えていないとして、「一歩ずつ物事を前に進めていくことが出来ると確信している」と話した。