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サイクリスト問題 新カメラで解決か

【シドニー1日AAP】  連邦政府や州政府に対し、車道を走るサイクリストに一列で走行することを義務付けるよう求める要望書が、10万人以上の賛同者を集めたことが分かった。これを受け、サイクリング・テクノロジーの新興企業サイクリック(Cycliq)は、自転車に装着するカメラで問題が解決できると提案している。

 

サイクリックのシングルトン社長によると、カメラは自転車の前後に装着し、道路上の事故などがあった場合には後から見返すことが可能となり、車とサイクリストのどちらに非があったのかなどを調べることが出来るという。また、記録が残るため、ドライバーとサイクリスト両者が、走行中に無謀な行為に及ぶことを防ぐことにつながるという。

 

要望書をまとめるドライバーズ・フォー・レジストレーション・オブ・サイクリスツは、「一列走行により車の流れがスムーズになるほか、安全対策につながる」と説明した。同グループはまた、最高走行時速が80キロメートル以上となる道路でのサイクリングの禁止も求めている。

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