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絶滅危惧種のサル、動物園から盗まれる

【ケアンズ10日AAP】   9日夜、ブリスベン北部にあるアルマ・パーク動物園で飼育されていた絶滅危惧種の2匹のワタボウシタマリンが盗まれる事態が発生した。オスとメスの2匹のワタボウシタマリンは、国際繁殖プログラムの一環で飼育されていた。

動物園のマネージャー、コネル氏は「盗まれたワタボウシタマリンの体重は約500グラム。通常は四足歩行をしているが、直立すれば体長は約20センチ」と語った。今後2日間のワタボウシタマリンの健康状態が極めて重要になるという。「2匹は特別な餌を与えられており、自力で餌を探すことができない。健康状態が懸念されるので、早く動物園に返して欲しい」とコネル氏。

警察は、ワタボウシタマリンの居場所に関する情報を持つ人に対して、1800・333・000まで連絡するよう呼びかけている。

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