【キャンベラ12日AAP】 “La Stupenda”として知られるオペラ歌手のダム・ジョーン・サザーランドさん(83)が長い闘病生活の末、12日、スイスの自宅で亡くなった。
オペラ・オーストラリアは、国内のオペラ企業が成功したのはダム・ジョーンさんの存在があったからだとした。コレット会長は、彼女は謙虚な歌手で、芸術性を追求する人だったと思い出を語った。
「ダム・ジョーンの存在なしには、国内にこの規模のオペラ企業を築くことはできなかった」とコレット氏。コレット氏によると、ダム・ジョーンさんは若い歌手に懸念を示しており、「若い歌手の多くは急いで成長しようとして、美しさを失わずに、声を豊かに成長させることに年月を費やさないと心配していた」と語った。