【シドニー14日AAP】 南米チリの落盤事故で作業員33人が地下700メートルの地点に閉じ込められていた件で、全員が無事救出されたことについて、救出計画に参加していたオーストラリアの炭鉱会社は、「無事に作業が進んで良かった」とコメントを発表した。
チリの落盤事故が発生したのは8月5日。地下で作業をしていた作業員たちが地上に上がろうとしていたところ、巨大な岩が通路をふさぎ閉じ込められてしまった。
チリ政府は8月、豪州の炭鉱会社である「Coal Services Pty Ltd」に対し、作業員を救出するためのアドバイスを求めた。
同社は「我が社の専門家が今回の救出劇に一役買ったということを誇りに思う。救出された作業員やその家族にとっても今日はすばらしい一日になったであろう」と述べた。