【キャンベラ14日AAP】 動物保護団体「アニマル・リベレーション」は14日、キャンベラの日本大使館前で、和歌山県太地町で行なわれているイルカ漁に抗議するデモを行なった。
同団体によると、毎年、太地町では最高で2万3000頭のイルカが食肉用に捕獲されているという。「罠にかかったイルカたちは、漁師にのどを切られ、その海は血で真っ赤になりイルカたちの叫び声がこだまする」と同団体。また、太地町で捕獲されたイルカは日本にあるイルカのテーマパークが1頭あたり15万4000ドルで買い取るとし、こういったテーマパークがイルカ漁の後押しをしていることにつながっているとも話した。