【シドニー4日AAP】 スーパーマーケット大手のコールズとウールワースは先立って、使い捨てレジ袋の廃止を発表したが、今度はラップ包装や食品廃棄物を減らす計画を明らかにした。コールズはレジ袋の供給期限を今月30日に設定。ウールワースは20日で供給停止する。
コールズは、バナナやケール、シルバービーツを含む野菜・果物のラップ包装を削減し、精肉品容器は再生利用可能なものに変える計画だ。2020年までに食品廃棄物を半減し、自社製品はすべて再生利用可能なパッケージにするとともに、1憶食分の余剰食品を再分配する。
対するウールワースは、今年末までにプラスチック製ストローを禁止し、追加80品目の野菜果物のラップ包装をやめる。さらに全店で、食品廃棄物の削減に取り組む。
環境保護団体グリーンピースは、正しい方向に進んでいるとして両社の動きを歓迎した。