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豪スポーツ選手9人から薬物反応

【メルボルン22日AAP】   オーストラリア人スポーツ選手に対する薬物検査が行われ、うち9人から禁止薬物「DMAA」の陽性反応が示された。検査が行われた時期は、AFLとNRL最終戦の間で、英連邦競技大会の前後だったとみられている。

DMAAは肉体増強や栄養補助食品の中に含まれることもある興奮剤で、パーティードラッグとしても使用される。2009年末から国際的に使用禁止薬物として追加され、違反者には最大2年間の処罰が下される。9人の選手からDMAA陽性反応が示されことで、豪スポーツ・アンチ・ドーピング局(ASADA)は、国内の全選手らに対して不注意による薬物使用に気をつけるよう警告を発した。9人の選手については調査が行われている。

今年の英連邦競技会では、女子100メートル走で優勝したナイジェリアのオルダモラ選手からDMAA(化学名メチルヘキサネアミン)の陽性反応が示されたため、金メダルが剝奪された。

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