文化・芸能

ニュートン氏に暴力停止命令下る

【シドニー25日AAP】   TVスターのマシュー・ニュートン氏が元恋人で女優のレイチェル・テイラーさんに暴行を加えた件で、25日、ニュートン氏に対して正式に2年間の暴力停止命令(AVO)が下された。テイラーさんはニュートン氏とのローマ旅行後、8月に暴力停止命令の申請手続きを始めていた。旅行中、テイラーさんはニュートン氏に正当な理由のない暴行を2度受けたという。

25日に裁判所に出廷したテイラーさんは支えてくれた家族と友人に感謝すると述べ、「今日、最初で重要な一歩を踏み出した。シドニーで安全に過ごせることをとてもうれしく思う」と語った。暴力停止命令により、ニュートン氏は弁護士を介さなければ、テイラーさんに近づくことや連絡をとることはできない。また、テイラーさんの所有物を破損する、あるいは故意に損害を与えることがないように命じられている。さらに、テイラーさんやその家族に対して暴行を加える、嫌がらせをする、脅迫するなどの行為は禁じられ、テイラーさんが住んでいる、あるいは勤務している建物にも入ることができない。

ニュートン氏はローマでの事件後、自殺する可能性が懸念されたため、シドニーの精神科病院に入院していた。2007年、ニュートン氏は当時の恋人、ブルック・サッチウェルさんに自宅で暴行を加えた罪を認めている。

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