【ハノイ３０日ＡＡＰ】　　　東アジアサミットへの出席のためベトナム首都ハノイに滞在中のギラード首相が、中国の温家宝首相と会談を行った。

温家宝首相との会談では、政治、経済、国防などについて話し合われ、来年にもギラード首相が訪中することが決まった。ギラード首相は「中国は、オーストラリアや世界にとって非常に重要である。訪中をたいへん楽しみにしている」と述べた。

サミットにはＡＳＥＡＮ諸国のほか、オーストラリア、中国、インド、日本、ニュージーランド、韓国の１６カ国の首脳が出席する。ギラード首相は３０日にＡＳＥＡＮ・オーストラリア・サミットの議長を務め、その後、インド、ラオス、フィリピン、ベトナムの各国首脳陣との会談を行う。その後、マレーシアを訪問してラザク首相と会談し、インドネシアではユドヨノ大統領と会談を行ってから、来月４日にオーストラリアに帰国する予定。