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豪産ひよこ豆 インドで関税60%に

【キャンベラ6日AAP】  連邦のチオボ貿易相は、オーストラリアからインドへ輸出されるひよこ豆について、インドが関税を60%に引き上げる方針を示したことを批判し、輸入先の顧客としての評判を傷つけることになると懸念を示したことが分かった。

 

インドはこれまで、オーストラリア産の穀物の大きな輸出先国となっており、前会計年度におけるひよこ豆の輸出総額は11億4,000万ドルに上っている。チオボ貿易相は先週、インドの貿易相とパリで会談し、政府として関税問題に積極的に対応していく方針を伝えたもよう。

 

インドのひよこ豆への関税の引き上げは、自由貿易協定について協議しているさなかでもあることから、連邦政府にとっても驚きを持って受け止められており、チオボ貿易相もまた、インドが農業分野で非常に保守的であることが最大の課題との見方を示した。

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