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カンタス機 エンジン故障で緊急着陸

【シドニー4日AAP】   シンガポールからオーストラリアのシドニーに向かっていたカンタス航空の大型旅客機A380型が4日午前、インドネシアのバタム島上空で、4基あるエンジンのうちの1基にトラブルが発生し、シンガポールの空港に緊急着陸した。乗客433人と乗員26人にけがはなかった。故障したエンジンの破片とみられる金属片が地上で発見された。

エアバス380型機は2階建てのスーパージャンボ機で、カンタス航空は6機を所有している。うち1機は今年4月、ブレーキの故障が原因で着陸時にタイヤ2つがパンクする事故があった。カンタス航空は、今回の事故原因が究明されるまで、当面の間、同機の運航を見合わせることを発表した。

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