【キャンベラ8日AAP】 クリントン米国務長官とゲイツ米国防長官は8日、豪米閣僚協議(AUSMIN)のためメルボルンを訪問した。
AUSMINでは軍事態勢の見直しに焦点が当てられ、アジア太平洋地域に派遣されている米軍、アフガニスタン情勢、そのほかの問題について協議される。軍事態勢の見直しでは、オーストラリア国内の米軍基地を利用して、協同訓練などの機会が設けられる可能性がある。
スミス豪国防相は、オーストラリアは米国との軍事的な同盟関係と中国との経済的関係との均衡を保つことができると語った。スミス氏とギラード首相は今月、ポルトガルのリスボンで開催されるNATO(北大西洋条約機構)サミットに参加し、アフガニスタンからの連合軍の状況に応じた撤退について協議を行う予定。