【キャンベラ10日AAP】 ギャレット学校教育相は10日、アジア言語及びその文化教育の活性化のために628万ドルの予算を投入することを発表した。
これは、与党の「学校での全国アジア言語・研究」計画の一環で、2020年を目処に、12年生を終了する生徒のうち最低12%が中国語、日本語、インドネシア語または韓国語のいずれかの言語を流暢に話せるようになることを狙ったもの。
今回、同相が発表した内容によると、教師及び生徒がアジア言語・文化になじみを持つよう、国内の200校及び大学を含む10の団体などに対し予算が配分される。
ギャレット教育相は「今後はアジア諸国との貿易がますます盛んになる。アジアの近隣諸国と自信を持ってやり取りできるオーストラリア人を育成する必要がある」と話した。