政治

駅周辺など時速40km検討 NSW

【シドニー10日AAP】   NSW州政府は、歩行者の交通事故死が多いとして、シドニーの電車の駅や病院周辺、ショッピングエリアで制限速度40キロメートルの導入を検討している。

ベレジクリアン州首相は10日、「特に過去12か月で多数の歩行者が死亡している」と述べ、地方自治体と協議の上で特定の区域での速度制限が必要と訴えた。州政府は今後5年間で19憶ドルをじて、道路交通安全に取り組む方針だ。これには、ワイヤーロープを使ったフェンス設置や警察官の数を増やすなど、郊外の危険な田舎道に充てる6憶ドルを含む。ペロテット州財務相は、「安全な道路にするための投資だ」と声明で述べた。

州野党労働党のフォレイ党首は40キロメートルの速度制限について、「歳入源に過ぎない」と批判した。

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