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5歳男児刺殺 父親の精神治療に疑問

【シドニー12日AAP】   シドニー北西部カーリングフォードで先週、5歳の男児が父親に刺殺された。事件発生の数週間前、父親の精神状態について男児の母親が医療機関に助けを求めていたことがわかった。

男児は8日朝、自宅ベッドで父親(36)に刺された。看護師の母親はデイリー・テレグラフ紙の取材に対し、「夫の治療について医療機関に助けを求めた」「夫は息子の誕生を待ち望み、心から可愛がっていた」と話した。父親は殺人罪で起訴された。

シドニー北西部地方保健局は12日、NSW州保健局のマレー・ライト主任精神科医が、事件発生前までの父親の治療について徹底的に調査を行うと発表した。

ベレジクリアン州首相は「精神疾患を抱える人が前に進めるようサポートできることはないか、調査する必要がある」と述べた。

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