【シドニー13日AAP】 NSW州のコンスタンス交通相は13日、シドニーで自転車シェアリング・サービスを運営する企業が、歩道などに乗り捨てられた自転車を回収せずそのまま放置した場合、罰金を科す新たな法案を近く議会に提出する方針を明らかにした。
NSW州政府による取締りでは、利用客がシドニー市内のいたるところで自転車を乗り捨てており、これをシェアリング・サービスの運営企業が放置した場合、各カウンシルが企業に対し罰金を請求できる仕組みを作るという。
コンスタンス交通相は、自転車がいたるところに放置してある状況は非常に危険だとした上で、「州政府は、カウンシルが自発的に放置された自転車の整備に動き出せるよう、新たな法案を通じて支援していきたい」と述べた。