【キャンベラ14日AAP】 連邦のターンブル首相は14日、移民にとって英語を話すことが、オーストラリア社会へ馴染み、経済活動や教育活動へ参加するのに不可欠との見解をあらためて示し、今後、永住権や市民権の取得を希望する移民に対し、小学校レベルの英語テストを課す方針を示した。
ターンブル首相は、国内で使用されている言語で会話をすることが出来るのは、われわれすべてにとって有益だとする考えを示した。また、初期目標として小学校レベルの語学力の習得を目指すことは理にかなっており、移民がオーストラリアでやっていくのに明らかに助けになるだろうと話した。
連邦のタッジ市民権相は「英語を話せない人が増え、その結果として社会が断片化していくことは避けたい」と述べ、英語テストについて、世界で使用されているものより、会話を中心とした独自のテストを開発すべきとの考えを示した。