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NZ炭鉱事故 救助隊員の派遣を拒否

【キャンベラ21日AAP】   ニュージーランド南島のパイクリバー炭鉱で19日午後4時ごろ爆発が起こり、坑夫29人が炭鉱地下に閉じ込められている事故で、当局はパイクリバー炭鉱の中の安全性が確認されるまで救助隊員を送ることを拒否している。事故が発生して以来、炭鉱管理者はニュージーランド人24名、オーストラリア人2名、英国人2名、南アフリカ人1名の坑夫らと連絡が取れていない状況だという。

ニュージーランド炭鉱レスキューのワッツ氏は「我々は、炭鉱の中の坑夫と地下に派遣する予定のレスキューチームの安全性を損なわないという確証を得る必要がある」と語った。ワッツ氏は、救助隊員30人を派遣する計画はかなり大規模だとし、「炭鉱の最初の交差箇所は入口から2.5キロ先で、レスキューチームはその交差箇所まで歩かなければならない」と話している。

 

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