【キャンベラ24日AAP】 23日に起こった北朝鮮による韓国への砲撃に関して、ラッド連邦外相は24日、情勢緩和には中国の介入が必要だと述べた。
北朝鮮は、黄海海上の北方限界線(NLL)周辺に砲弾を撃ち込み、うち韓国・延坪島にも砲弾が落下し、100家屋が被害に遭い、韓国軍兵士2人が死亡したと伝えられている。
ラッド外相はこの件に関して、米国及び韓国政府と23日夜、話をしたとし、状況は引き続き緊迫していると述べた。また、北朝鮮は中国の呼びかけにいつも耳を傾けるわけではないが、今回のケースでは中国政府が果たせる役割は非常に大きいとしてして、その動向に注目すると述べた。