【シドニー16日AAP】 グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は16日に、州政府の新たなサービスとして家庭の光熱費プランを節約するための支援をすることを発表した。
新サービスでは、行政サービスを行うService NSWに光熱費の請求書を持ち込めば、スタッフがお得なプランを探して変更手続きをするなどの事務手続きをしてくれるという。
同サービスはNSW州のウィンヤード、パラマタ、ウェザリル・パーク、リズモア、タリーの5カ所で数ヶ月後に開始される。
ベレジクリアン州首相は、この政策によってエネルギー供給業界の価格競争力が強化し、料金プランがさらに透明化になることに期待していると述べた。
一方で、ルーク・フォリー州労働党党首は「自民党政権になってから光熱費は60パーセントも値上がりしており、民営化によって値上がりはまだ続いている。新サービスはいかさまだ」と批判している。