【シドニー18日AAP】 通信大手オプタスは、先週末のサッカーW杯のストリーミングのシステムダウンにより、今後6試合をSBS局が地上波放送することに承認した。SBSは、W杯のほとんどの試合の放送権をオプタス・スポーツに転売していた。
オプタスのアレン・リューCEOとターンブル連邦首相は18日、W杯放送の対応について説明した。今後48時間でシステムを復旧させるという。オプタスは影響を受けた顧客に対し、無料のセットトップボックスを提供する。リュー氏は、システムダウンは「キックオフ直前に非常に多くの視聴者が集中したため」としつつ、謝罪した。今後、試合が進むにつれてストリーミングの需要も急増すると予想される。
将来的に、スポーツのライブ放送はストリーミングが主流になると考えられる。オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、「消費者法のもと、約束されたサービスが提供されるべき。オプタスに詳細を問い合わせている」と明らかにした。
W杯を見るために15ドルのパッケージを購入した人を含み、多くのサッカーファンが憤りを表している。