【シドニー18日AAP】 スーパーマーケット大手のコールズとウールワースが使い捨てレジ袋の廃止を決めるなか、買い物客の5人に1人はこれに反対している。
ウールワースは20日からNSW州、VIC州、QLD州およびWA州で、グループ企業のBWSやメトロ、ガソリンスタンドを含み、レジ袋を廃止する。コールズは7月1日から。
消費者向け比較会社キャンスター・ブルーが2,200人以上を対象に行った調査によると、買い物客の半数以上は家庭でレジ袋を集め始めている。71%がレジ袋廃止を支持、21%が反対。また、半数近くの人が「家からマイバッグを持っていくのは面倒」と予想する。
ウールワースはオンラインでの買い物に対し、レジ袋分として1ドル課す計画だ。新サービス“クレートから卓上へ”で配達を頼む場合、別途3ドル50セントかかる。憤慨した顧客らは「新料金は不当」として、同社のフェイスブックページで苦情を表している。
欧州の複数国で2003年に使い捨てレジ袋を禁止以降、海洋で発見された袋の数は30%減少したとされる。