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ウィキリークス創設者の母が切なる訴え

【シドニー10日AAP】   レイプ容疑で起訴されたウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ氏の母親が、息子の無罪を訴えた。

アサンジ氏はスウェーデンでの性犯罪容疑で英警察に逮捕されており、保釈請求も却下された。アサンジ氏の母親クリスティンさんは「ジュリアンがレイプなどしているはずがないことは私の勘でわかる。普通の母親と同様に、私は息子のことを心配している。ニュースが流れるたびに釘づけになる。大きな力が、彼の行動を阻止しようと決定したようだ。彼らはフェアプレーをしないだろう」と述べた。

また、豪政府については「彼は豪国民の1人。政府は起訴を支持するべきはない」と批判した。10日には、豪各地でアサンジ氏を支持する集会が行われ、数百人がシドニー、メルボルン、ブリスベンに集結した。

クリスティンさんは「自由が当然のものだとは思わないでほしい。さもなければ、自由を失うことになるだろう。これまで再三、自由のために闘った人々が命を落としてきた。そういう人たちを守らなければ、次はあなたの娘や息子が命を失うとも限らない」と続けた。

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