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SA州サルモネラ菌感染 拡大に懸念

【アデレード21日AAP】  SA州のマーシャル首相は、同州でこれまでに21人のサルモネラ菌感染者が出たことに懸念を示し、感染拡大の防止に向け、保健当局に早急に対応するよう要請したことを明らかにした。感染源はSAスプラウツが生産するアルファルファとみられている。

 

SA州のフィリップス保健局長は、サルモネラ菌の感染源を特定することは通常非常に難しいとした上で、「SA保健当局や政府などの調べから、SAスプラウツが生産したアルファルファとみられる」と述べ、生産者およびサプライヤーへの調査を進めていると説明した。

 

マーシャル州首相は「州民に対して汚染について知ってもらうほか、州民の安全のために改善措置をとっている」と述べた。またフィリップス局長は、SAスプラウツが生産したアルファルファを購入した場合、返品か廃棄処分するよう求め、カフェやレストランにも食材のサプライヤーを確認するよう呼び掛けた。

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