【キャンベラ16日AAP】 ボーエン連邦移民相とエバンス高等教育相は16日、オーストラリアに留学するための学生ビザの申請プロセスの見直しを図るとした。背景には、オーストラリア・ドルの急騰や留学産業における各国の競争激化によりオーストラリアへの留学生の数が減少していることが挙げられている。
学生ビザ申請プロセスの見直しについては、元NSW州労働党議員のナイト氏が調査担当に任命され、現状調査及び今後の推奨案を含む報告を来年半ばまでに行うことになる。またボーエン移民相は新対策として中国人やインド人に対するビザ審査レベルを緩和させることなどを発表した。