【キャンベラ21日AAP】 オーストラリア緑の党のブラウン党首は、佐藤重和・在豪日本大使に対し捕鯨問題について直接交渉を行ったとした。
ブラウン党首は同大使に「捕鯨活動において日本が勝利とするのは非常に“無意味”なもの」と述べたとし、またクリスマスプレゼントとして日本の捕鯨船の現在位置を教えてくれないかと聞いてみたが、非常に丁寧に却下されたと話した。
日本ははIWC(国際捕鯨協会)に対し、南極海における活動域を拡大することを申請したが、これについて同党首は、「日本はただ単に捕鯨を阻止しようとするシー・シェパードから逃れやすくしようとしただけ」とした。