【シドニー23日AAP】 NSW州政府は、建設計画の段階や建設途中の物件であるオフ・ザ・プラン(図面売り)の購入者を守るための法案が提案 されていることを発表した。
ビクター・ドミネロ州不動産相は「オフ・ザ・プラン不動産の購入は非常に人気があるがリスクもある。 豪華なモデルハウスや立派なパンフレットだけを頼りにできない」と述べた。
新法案には、物件情報の開示やクーリング・オフ期間、手付金やサンセット条項などが変更となるという。
州政府によると、オフ・ザ・プラン不動産の売り上げは2006年〜2007年の会計年度で2000件だったのが、前回の会計年度では3万件だったという。
新法案が施行されれば、契約書にサインをする前に 建設計画プラン、定款、竣工スケジュールを購入者に提供する義務が生じる。また、物件情報の開示以降に生じた変更で購入者に著しく影響を及ぼした場合は、購入者は契約を解消または賠償要求をできることになる。