【シドニー23日AAP】 シドニーにあるタロンガ動物園では23日、動物たちにサンタクロースからの贈り物が届けられた。サンタクロースからのプレゼントであれば、普通は子どもたちが興奮するものであるが、ここでは動物の「親」たちが必死になってプレゼントを開ける姿がみられ、訪問客を楽しませた。
チンパンジーは飼育員からプレゼントを受け取ると、木から飛び降りけんかを始める始末。ポップコーンでできたクラッカーやスイカを楽しんだ。またミーアキャット(マングースの一種)やツリー・カンガルーなどにも、きれいに包装されたプレゼントが渡された。アラスカヒグマのベティルには、はちみつやピーナッツが詰められた雪だるま型の人形が届けられた。
動物園では、毎年、これらのプレゼントの包装に工夫を施し、動物たちが開封できるかどうかの能力テストを行っているとした。