【ブリスベン2日AAP】 QLD州は史上最悪の洪水被害に見舞われており、保険会社は被害地域の人々に対し、速やかに保険会社に連絡し、補償請求を行うよう促している。ロックハンプトンやセオドアの町では現在も川の氾濫が続いており、しばらくの期間保険会社の査定人が被害地域に入ることができない。Suncorp、AAMI、APIAなどの保険会社は、すでに約1500件の補償請求を受け付けているが、避難している住人が帰宅すればこの数は急増すると見込んでいる。
Suncorpのエイリー氏によると、各査定チームがトゥーンバ、バンダバーグにすでに派遣されており、交通アクセスが回復次第、ロックハンプトンへも派遣されるという。「実際に被害を受けた方、あるいは被害を受けたと思われる方は速やかに補償請求を行うように促したい。それによって、我々は請求内容の査定を開始し、修理を始めることができ、みなさんが元通りの生活が送れるようにサポートできる」とエイリー氏。
また、エイリー氏は「損害を受けた物がある場合、それらを屋外のガレージに置き、リストを作ることが重要。また、捨てる場合は、事前に損害を受けた物の写真を撮り、電化製品についてはメーカーやモデル番号を控えておくことが大切」と忠告した。