【キャンベラ27日AAP】 連邦議会の選挙問題委員会はこのほど、グリーンズ(緑の党)による選挙権年齢の引き下げの提案について審査する会合を開いた。選挙権年齢の引き下げを提案したのは、グリーンズのスティール・ジョン議員で、23歳と国内では最年少の議員。
スティール・ジョン議員は、16歳および17歳の青少年にも自主的な選挙権を与えること、および14歳から選挙者登録を可能とすることを提案している。同議員は、「若者や青少年の関連団体は、委員会がこの重要な改革を進めていけるよう力を貸して欲しい」と訴えた。
また、提案にはこのほかにも投票日の当日に、投票登録や自身の連絡先の変更などを投票所で行えるようにすることなども含まれている。委員会は提案を受け付けた後、審査の結果を今年10月にも報告するとみられている。