【シドニー28日AAP】 オンラインのチケット販売サイト、チケットマスターは、英国にあるオペレーションシステムがハッキングの被害に合ったことを受け、オーストラリアとニュージーランドの利用者に対し、銀行口座が被害を受けていないか確認するよう求めたことが分かった。
チケットマスターによると、英国のウェブサイトを利用した約4万人のデータが違法にアクセスされる可能性があるという。原因は、テクノロジー企業インベンタ・テクノロジーが提供する、外部の顧客サポートシステムを介したウイルスとみられている。
チケットマスター・オーストラリアの広報担当者は28日、昨年9月から今年2月までの間に同ウェブサイトを利用してチケットを購入しようと試みた人、および購入した人に対し、銀行口座への不正アクセスがないか確認するよう呼び掛ける電子メールを送付したと説明した。