【メルボルン29日AAP】 VIC州政府は29日、州内で朝食を食べて来ない生徒のために学校で朝食を提供するプログラムに関する報告書を発表した。これによると、昨年だけで500万食分の朝食が生徒に提供されたことが明らかになった。
同プログラムは2016年にスタートしており、VIC州政府による同報告書では昨年一年間で、州内で最も貧困とみなされる地域の約500校で、56万9,000キログラム分の朝食が提供されたという。
朝食の内訳は、インスタントのオートミールが1万1,834キログラム、りんごが12万8,840キログラム、牛乳が23万719リットルで、一校当たりでは約33人の生徒が、授業前の朝食プログラムに参加したことが分かった。