【ゴールドコースト29日AAP】 ドリームワールドで起きた死亡事故に関する審問で、同テーマパークのマネジャーは、事故を起こしたアトラクションにはすでに不具合が生じており、作動させるべきではなかったとする見解を示したことが分かった。
同事故については、水をくみ上げるポンプの故障が明らかになっており、この故障のため水位が低くなったため、いかだが6人の乗客を乗せたままコンベアーの上で横転したとみられている。6人のうち子ども2人は助かったが、大人4人が死亡する大惨事となった。
技術部門監督者だったピーター・ガードナー氏は、法廷弁護士から「もういい加減にしなければ」と関係者から声が上がったのは、アトラクションが何回故障した時かと聞かれると、同じ日に2度故障したときだと回答。ただ、同氏は3回の故障で停止すると理解していたと説明した。