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QLD洪水死者9人 被害拡大の予想 

【ブリスベン11日AAP】   被災地域面積がさらに拡大しているQLD州の洪水で、死亡が確認された人の数は現段階で子どもも含めては9人、行方不明者数は59人となった。また、洪水は13日をピークとして州都ブリスベン中心地にも達するとみられており、さらなる被害拡大が予想されている。

気象庁は、ブリスベンを流れるブリスベン川の水位は、13日にピークに達するとみており、ブリスベンでは今後、4万家屋が浸水被害を受けるであろうとした。またブリスベン西部のイプスウィッチでも、ブレマー川の水位が12日には最高22メートルになるとの予想。同市では既に200人が避難している。

ブリスベンとイプスウィッチは、1974年にも大洪水に見舞われ、ブリスベン都市部では少なくとも6700家屋が浸水、イプスウィッチでも1800家屋が浸水し、41家屋が水に流された。

ギラード首相はこの非常事態に対して「子供も含め9人の犠牲者が出たことに胸を痛めている。QLD州の人々は、国民の支援を必要としている。国防軍は、今後さらに悪化する事態に対してできる限りの支援を提供する」と話した。

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