【シドニー30日AAP】 ポール・フレッチャー連邦都市インフラ相は、シドニー第2空港建設の大型契約が3口落札したとし、今年末には建設着工に取り掛かると発表した。
建設プロジェクトの監督を担うのは、ドゥバイ国際空港の設計や香港空港の建設に携わった経験のあるアメリカの総合建設業を営むベクテル社で、オーストラリアでも液化天然ガスや鉱業プロジェクトを多数経験している。
また、オーストラリア企業のレンドリース社とCPBコントラクターズ社が共同事業で、地面を平らにするために約180万立方メートルの土を掘り起こしていく作業を担当するという。
フレッチャー都市インフラ相は今回の落札分でおよそ300人分の雇用が生まれるとし「西シドニー空港建設は前進する」と述べた。
西シドニー空港は2026年に開港予定。