【キャンベラ1日AAP】 連邦政府は1日に、乳がん治療薬を医薬品給付システム(PBS)リストに加えることを発表し、国内の治療薬を使用している3000人以上の人々は、治療薬を安い値段で購入できるようになる。
進行性乳がんの治療薬「リボシクリブ」が1日からPBSリストに加えられ、年間7万ドル以上の金額だった治療薬が、処方箋ごとに40ドル以下、コンセッションカード所持者は7ドル以下で購入ができる。
リボシクリブは他の治療と併用して使われ、手術不可能や転移性の乳がんの進行を遅らせる働きをする。
グレッグ・ハント連邦保健相は、この治療薬は3000人以上の女性にとって大変重要なものであるとし「この薬によって多くの命が助かり、病気が改善される」と述べた。