政治

「望まれれば再び党首に」 前首相

【キャンベラ2日AAP】   ニューズポール社が行った最新の世論調査の結果、野党労働党のショーテン党首の支持率が下がった。アボット前連邦首相は、安易なリーダー交代を警告しつつ、望まれれば再び自由党党首を務める意向を示す。

ショーテン労働党党首の支持率下落について、アボット氏は「リーダーを替えれば状況がさらに悪化することもある」と2Bラジオで警告した。「思った意見を話せて、一般議員を楽しんでいる」と同氏は話す。アボット氏は60歳にしては若いほうだと自らを分析。さらに「党首再選以外で連邦首相が政界に戻ることは稀だが、(自らの)ワリンガ選挙区が望む限りしばらく政治家を続ける」と語った。

アボット氏は2013年の連邦選挙で保守連合を勝利に導いた。そのわずか2年後、世論調査で政府支持率が後退したため、自らの党内議員らによって党首から引き降ろされた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら