【キャンベラ3日AAP】 世界で温室効果ガス排出量が多い企業に対し、削減を求めて投資家が圧力をかけるイニシアチブClimate Action 100+に、国内10企業が新たに加えられた。
すでにリスト入りしているBHBビリトンやリオ・ティント、ウェストファーマーズに加え、新たにカンタス航空、エネルギー企業のAGLおよびオリジン、スーパーマーケット大手ウールワースなどが加えられた。
同プロジェクトは289の投資家、国内のスーパーアニュエーション基金やAMPキャピタル、コロニアル・ファースト・ステートなど大手投資ファンドを含む基金30兆ドルの支援を受ける。リストに記載された企業の投資家は役員会や上層部に対し、温室効果ガス排出量の削減を求める。
プログラム開始以降、企業の18%が気候関連財務リスクの公開支持または導入するとし、22%が2030年以降の温室効果ガス排出削減目標値を設定した。