【ブリスベン24日AAP】 QLD州観光産業は、人々が同州での旅行を計画してくれることが洪水被害に苦しむQLD州を復興させる方法になると語った。国内・海外からの旅行の予約が次々にキャンセルされており、観光産業は州全体が洪水被害を受けたという認識を変えるために必至に努力している。
QLD州観光産業のヘイズ氏は、ゴールド・コースト、フレイザー・コースト、サンシャイン・コースト、ケアンズ、ウィットサンデーなど、被害を受けていない地域への旅行を勧めている。「旅行会社、小規模ホテルの経営者、自営で観光業を行う家族は、経営難に苦しみ、休業の危機に直面しており、支援を必要としている」とヘイズ氏。
被害地域では復旧作業が進んでおり、数カ月後には観光客が戻ってくることを切望している。バス会社のグレイハウンド・オーストラリアはこの逆境を打開しようと、人々にQLD州に滞在してもらうために、ゴールド・コースト、ブリスベン、ハービー・ベイ、アーリー・ビーチ、タウンズビル、ケアンズへの運行サービスを15ドルからの格安で提供している。利用期間は2011年1月24日から2月28日まで。