【シドニー1日AAP】 昨年12月以降、雨が続き、今年は冷夏かと思われていたが、シドニーでは今週に入って連日30度を超える真夏日が続いている。シドニー西部及びニューカッスルでは40度を超えた場所もあり、2月に突入してやっと夏本番を迎えた。
1日、気象庁は、シドニー西部ペンリス及びニューカッスル北部のウィリアムタウンで42度に達したと発表。NSW州全土で軒並み35度以上となった。同庁は「この暑さは異例」としながらも、猛暑は7日ごろまで続くとの予報を発表している。
オーストラリアでは、暑さが本番を迎えると心配されるのが「山火事」である。1日、NSW州では山火事が13件発生し、消防隊が監視を続けている。規模が大きいものはハンターバレー地区とシドニー北西部のものだが、ハンターバレーの火災は、自動車事故で発生した火花が近くの木に引火し、発生したもの。