【キャンベラ5日AAP】 タイ北部チェンライ郊外の洞窟で、サッカーチームの少年たちとコーチが閉じ込められている事故で、連邦政府のビショップ外相は、警察や救助の専門家12人を派遣する方針を明らかにした。
オーストラリア連邦警察から派遣されたダイバーチームの6人は1日、現地に到着し、王立タイ海軍による救助活動の援助を行っている。ビショップ外相はさらに、国防軍から災害復興専門家2人、連邦警察から救助計画とコーディネートをサポートする隊員1人などを派遣すると発表した。
ビショップ外相は「救助活動は現在、非常に重大な局面を迎えている」と述べ、タイ海軍のダイバーが少年とコーチに食料や飲料水、医薬品などを渡したが、具体的な救出方法については依然として見通しの立たない状況が続いていると懸念を示した。