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シーシェパード、日本の捕鯨船を妨害

【シドニー5日AAP】   南極海で4日、日本の調査捕鯨船「第3勇新丸(YS3号)」と、反捕鯨団体「シーシェパード」との間に小競り合いがあった。

日本の鯨類研究所によると、4日午前11時10分頃(豪東部夏時間)、ニュージーランド南東沖3700キロのロス海で、シーシェパードのゴジラ号とボブ・バーカー号が「プロペラ・フォウラー」と呼ばれるワイヤーロープを投げ込み、YS3号の航行を妨害した。

シーシェパード側は妨害行為を否定した上で、YS3号がゴジラ号を追尾し、衝突を試みたと主張している。「衝突は間一髪で免れたが、YS3号から竹やりを浴びせられるシーンもあった。追尾を止めさせるために、瓶や着色弾を発射した」という。

シーシェパードのワトソン船長は、12月下旬に開始した南極海での日本の捕鯨船3隻のうち2隻の捕鯨活動の妨害に成功していると語った。

捕鯨シーズンは毎年3月中旬まで続く。

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