【シドニー7日AAP】 シドニーCBDでトラム建設工事中に、ショベルカーが高圧ガスのパイプを損傷しガス漏れが発生した事故を受けて、アンドリュー・コンスタンス州運輸相は「極めて深刻な事故」だと述べた。
6日の夜に発生したガス漏れにより、ハンター・ストリートとキング・ストリート間のキャスレー・ストリートとエリザベス・ストリート、フィリップ・ストリートは現在封鎖となっている。
ガス漏れによる、ひどいガスの匂いと、耳をつんざくようなガス漏れの音があるため、周辺のオフィスビルは避難を余儀なくされた。
シドニー・メトロ計画のティム・パーカー責任者は、事故を起こしたショベルカーはガス会社ジェミナによって事前承認された専門の下請け会社が派遣していたものだとし、準備は万全だったが「事故が発生してしまい誠に遺憾」だと述べた。
7日に発表されたジェミナ社の声明文によると、パイプ補修工事はおよそ10時間で完了するとし、ガス漏れも安全なレベルだとしている。